中裕司の現在は?元スクエニ社員でソニックシリーズ生みの親である天才・中裕司被告の公判…有罪判決

昨年、スマートフォン向けゲーム「ドラゴンクエスト タクト」の共同開発をめぐるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部により金融商取引法違反の疑いで逮捕されていた、大手ゲームソフト会社「スクエア・エニックス」の元社員で「ソニック」シリーズや「ファンタシースターオンライン」の生みの親として知られる、ゲームクリエイターの中裕司容疑者(57)は、東京地裁により、懲役2年6か月、執行猶予4年、追徴金約1億7100万円の有罪判決を言い渡されました。

ちなみに、インサイダー取引とは、会社内部の情報を知る人間が、重要事実についての情報公表前に株式の売買などを行う事を差し、行為による損得自体は問われないため、もしインサイダー取引にて損を被った場合でも該当するようです。

インサイダー取引は金融商品取引法で規制されている違法行為で、もし違反した場合には罰金や懲役刑となり、法人は5億円以下の罰金が科されるようです。

今回の判決の元となった事件にて、中容疑者は20年1月下旬、Aimingがスクエニとの業務提携を決定したなどと言う重要事実を把握、共同開発が公表される前に、自信の名義でAimingの株を計1万株、約280万円で買い付けたという疑いがかけられており、2022年12月に再逮捕されていました。

今回本事件に関する判決が7月7日に東京地裁より言い渡され、懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金約1億7100万円の判決となりました。

また、中被告は、裁判の中で「情報を見た後に株を買った事は反省している」と起訴内容を認めた一方で、「見る必要のないものを間違って送られた結果インサイダーに巻き込まれた」と主張し、事件に巻き込まれたのは事務局のミスが原因であるという認識を示していました。

このニュースを受け、ネット上では「ソニックの中さん!?」「え…ちょ…………中裕司ってあの中裕司!?」など驚く声が多数。

「引退かと思えばこんなことを…!? 」「ソニックだいすきなのに」「中さんの釈放待ってたんだけどな」など、作品のファンからもショックとの声が多くあがっています。

氏名中裕司
生誕1965年9月17日(58歳)
出身校大阪府立西野田工業高等学校電気科
職業ゲームクリエイター
株式会社プロペ代表取締役社長
活動期間1984年 -
代表作『ソニックフロンティア』
『バランワンダーワールド』
『ファンタシースターオンライン』

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